【インド】乗り物の料金交渉のコツについて
恐らく他の国でもそうだが、インドではリキシャやタクシーなどの乗り物について、料金交渉を上手にしないと相場以上の料金を支払わされたりすることがある。
またタクシーなどは勝手に別の目的地に連れて行かれ、最悪の場合は提携している(?)店に連れて行かれて高額な買い物を強要されることがある。
そうした、トラブルを防ぐハックを紹介する。
料金交渉のハック
how match? を言わない
まず大事なのは料金を聞かないことだ。最初に料金を聞いてしまうと相場よりはるかな値段をふっかけられ、そこからの値段交渉となり完全に相手のペースとなってしまう。
そのため、 相場を事前にリサーチし、こちらから最初に目的地と値段を言ってしまう ことが重要だ。
例えばインドのデリー・グルガオンでは、大体1人あたり10Rs/kmが相場となっているため、先ず目的地までの距離を調べ、計算をして、目的地を伝えると同時に料金をこちらかさ先に言ってしまう。
なお料金相場は2017年11月12日時点のものだ。
値上げしようとする場合は容赦なく「No」と言って立ち去る潔さが大事だ。
ただし混んでいるから等、妥当な理由でいくらかあげてくる場合、いい合意だと言える範囲で私はその条件をのんでいる。
また距離を調べる際には、wifi環境下に要る内にgoogle mapをオフラインで使用できるようマップのダウンロードを事前に行うことをすすめる。
着いたら降りながら料金を支払い足早に去る
私はまだ到着後にいちゃもんをつけられたことはないが、そうしたことがあるという話をよく聞く。
そのため、乗っている間に ちょうど料金を準備し 、 降りながら払う ことが大事だろう。一切交渉の余地を相手に与えず、事前に合意した金額を支払い足早に去るのだ。
料金は一桁づつ確認する。
例えば15と50等、とても似ていてわかりにくい表現があったり、500のことをただ「ファイブ」といったりしている場合がある。 これはとても危険で、お互いが誤解してしまってトラブルのもとになる場合がある。 さらに相手が悪いと、料金の曖昧な表現は相手に付け入る隙を与えることになる。
そのため 料金は一桁づついう ことが大事だ。
例えば500の場合、「ファイブ ゼロ ゼロ」。350の場合、「スリー ファイブ ゼロ」等だ。
相手に急かされようと、しっかり自分のペースを守り値段をしつこく確認しよう。
交渉で使える表現
実際に便利だった表現を幾つか紹介する。交渉の際は 毅然とした態度 でいることが重要だ。また 相手のペースにのらず 、変に笑顔で対応したり下手に仲良くしようとしたりせず、相手も商売なので 商売関係としてただ合意を履行しようという割り切った態度 が大事だろう。
日本人は相手の気にふれないように気を使いすぎてしまう傾向があるが、割り切って、しっかり 自分の利益を守る態度を示す ことが大事だ。
また普段怒る機会が少ない人は多いだろうが、しっかりと怒りを示すことも大事だ。
I get off here(ここで降りる)
タクシー等で変な場所に連れて行かれそうになった場合や、事前に言っていたことと違った場合には強くこのように主張しよう。
It's not my bussiness(俺には関係ない)
「俺は貧乏なんだ。金がないんだ」など言われた際には強く主張しよう。同情すれば付け入る隙をあたえてしまう。
just do (ただ ~ してくれ)
justは非常に便利だ。例えばタクシーにのり他の場所に連れて行くと言われた場合はしっかり怒りを示し、「You just go to the statino!」と言おう。
justを強く言うのが大事だ。
以上コツをいくつか紹介したが、大事なのはやはり態度だ。 相手に気を使いすぎず、下手に仲良くしようとしたり、いい顔をしようとせず、下手なことをしてきたり言ってきた場合ははっきり態度で示し、強く主張する必要がある場合はしっかり主張することが大事だ。