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デング熱及び媒介蚊の生態について

インドに来て生活をしていくのに調べたことまとめ。※技術ブログ

はじめに重要なポイントだと思うのは以下。

  1. 長袖、長ズボン、靴下履いて蚊除けクリーム等でとにかく刺されることをさける。蚊除けは現地のものが効果が高い。
  2. 感染が疑われる場合は通常の解熱剤や風邪薬など使用せず「アセトアミノフェン」を使用する。
  3. 感染後の発症確率、また重症化確率は高くはないし死亡率もインフルエンザより低く、過剰に恐れる必要はない。

以下本文

デング熱について

感染経路

デング熱を疑う目安

発熱、かつ以下所見の2つ以上を認める場合

  1. 発疹
  2. 悪心、嘔吐
  3. 頭痛、関節痛、筋肉痛
  4. 血小板減少
  5. 白血球減少
  6. ターニケットテスト陽性*
  7. 重症化サイン

ターニケットテストとは

上腕に駆血帯(くけつたい)を巻き、5分間圧迫後に2.5cmx2.5cmあたり10以上の点状出血が診られた場合陽性

2 ~ 14日(通常3~7日)の潜伏期間後、2~4割の人が38~40℃の熱と共に発症。

症状について

突然の高熱で発症し、頭痛、眼(か)痛、顔面紅潮、結膜充血を伴い、発熱は2~7日間持続(二峰性であることが多い)。初期症状に続き、全身の筋肉痛、骨関節痛、全身倦怠感を呈する。発症後3~4日後、胸部、体幹から始まる発疹が出現し、四肢、顔面に広がる。症状は1週間程度で回復。

なお、ごくまれに一部の患者において、発熱2~7日後、血漿漏出に伴うショックと出血傾向を主な症状とする致死的病態が出現することがある。

特徴

  • 死に至る危険は少ない。
  • 3~5日で解熱し、解熱とともに発疹が現れる。発疹は治りかけたときに出現する。
  • デング熱を引き起こすウイルスは4種類。同じ型のウイルスに再び感染した場合は免疫により軽症で済むが、異なる型に感染すると免疫が過剰に働き重症化することがある。重症化したものはデング熱出血熱、デングショック症候群と呼ばれ、稀に死亡する。
  • 感染後の発症率: 20~50%, 内重症化確率: 数%, 内死亡確率: 数%。
  • インフルエンザより致死率がかなり低い。

治療について

  • 治療法は対処療法のみ。対処療法とは主要な症状の軽減のための治療を行い、自然治癒能力を高め、治癒を促進させる療法。
  • もし血漿漏出(けっしょうろうしゅつ)が起きた場合は輸液により循環血液量の現象を補うことが大事。生理食塩水以上のスペックのドリンクが必要になることもある。
  • 血小板が低下し、出血を起こしやすくなりとても危険なため、通常使用される風邪薬、鎮痛剤、解熱剤は控えるべき。
  • 風邪かどうか判別がつかない場合は上記薬は避け、デング熱に安全な薬を飲むべき。
  • 具体的な薬としては小児にも使用されるアセトアミノフェン(パラセタモール)が使用される。
  • 体内からウイルスが消失すると症状が消失する予後は比較的良好な感染症

予防について

  • ワクチンなどはなく、対処療法のみ。虫除けに徹することが1番の予防。
  • 長袖、長ズボン、靴下の着用が重要かつ効果的。

感染後について

  • さらなる感染拡大を防ぐため、デング熱に罹患した場合は蚊に刺されないようにすることが大事。

インド北部では8月末~11月頃に人口の密集した大都市を中心に流行

参考

媒介蚊について

ネッタイシマカについて

繁殖について

実験的には幼虫の発育が可能な最低温度は10℃付近。 人の生活に密接に関係した生態を持ち、人家の周辺で生活している。幼虫は"屋内外"の水を満たした状態でしばらく放置されるような人工容器に発生する。東南アジアの近代的都市のひとつであるシンガポールでも、徹底した媒介蚊対策にもかかわらず、いまだにネッタイシマカの根絶には成功しておらず、コンクリートジャングルのような無機的な環境でも生息できる。

生態について

昼間吸血性で吸血活動には日周リズムがあるが、日中であればほとんどいつでも吸血のために飛来し、薄明・薄暮あるいは昼により多く吸血に来る。 潜んで、人が近づくのを待ち伏せるタイプの蚊である。ヒトスジシマカに比べて、動作が素早く捕獲するのが難しい。 飛来した個体を何度追い払っても、しつこく吸血に来る。知らないうちに首筋や耳の後ろ、腕の後側など気がつきづらいところを吸血されている。

ヒトスジシマカについて

繁殖について

幼虫は屋内の容器には発生しないのが普通。

生態について

成虫は樹木の木陰や潅木、低木の茂みなど、いわゆる藪に潜んで吸血のチャンスを待つ、待ち伏せ型の行動を示す。ネッタイシマカとは異なってコンクリートジャングルのような無機的な環境には生活できない。林縁部、木立に囲まれた墓地や公園、樹木の植えられた庭などが典型的な吸血場所である。 昼間吸血性で吸血活動には日周リズムがあり、薄明と薄暮に吸血飛来数が多くなる2山型である。ただし、状況によっては夜間でも吸血に来ることがある。吸血のために屋内に侵入することもあるが、多くの場合、庭仕事や公園の散歩、ハイキングなどの野外活動中に吸血される。 成虫が吸血のために直射日光の当たる場所に出てくることはまれであるので、吸血を避けるには藪に近づかないのが一番である。 植物の葉の裏などで待ち伏せしている成虫が、人の接近を察知できる距離はおよそ4~5mと推定されている。